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IPO アイキューブドシステムズ[4495]東証M上場

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公募価格の3倍で上場

以前からテーマ性、上場タイミング(コロナショックとの絡み)、そして堅調な業績で注目していたIPO アイキューブドシステムズ[4495]が東証マザーズで初値9,430円で上場した。公募売り出し価格3,120円の3倍である。

前場で既に公開株数の2.7回転

寄付きでは公開株数の17万2,500株(内オーバーアロットメント2万2500株)を上回る17万9,400株で、前場に47万2,500株も出来ている。前引けは8,000円。

バリュエーションで説明できない

ディスクロージャー資料によると2020年6月期3Qまでの当期純利益が311百万円で、通期予想が330百万円。今期会社予想EPSが65.99円なので、今期予想PERが121倍だ。3Q末純資産が698百万円なので、BPSが135円でPBR59倍、、、いずれもあまりバリュエーション評価の正当化が難しい銘柄だ。

因みに公募売り出し価格の3120円では、今期予想PER47倍・今期3QPBR23倍。これでもバリュエーション上の強気の説明は難しい。

何を見落としているのか?

では、何故このような株価水準で本日寄付きでIPO(公開株数)に対して1回転し、前場では2.7回転も売買されているのだろうか?このような株価水準で、これ程の買い手がいるというコトだ。業務内容のテーマやホットなIPOとしての話題性だけなのだろうか?何を見落としているのか気になってしょうがない。

ジャフコ[8595]も好調

期待通りジャフコ[8595]もVC投資家としてポジティブインパクトを受けている。もともと売られすぎだったのもあるが、ここ数日で注目が集まっているようである。前引けが3,870円、1.3%高。前場高値は3915円。ここ数年業績が安定していないが、2020年3月期実績PER10倍、PBR0.63倍だ。

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